2019年を音楽で振り返る
2019年が終わりますね。元号が変わったりいろいろなことがありました。
世の中的にもいろんなことがありましたし、私個人もいろんなことがありました。
人生は選択の連続といいますが、本当にそうかもしれませんね。
あ、あと音楽の聴き方も変わりまして、サブスクリプション、いわゆるサブスク(一定金額を支払うことで音楽が聴き放題のサービス)で音楽を聴くことが増えました。そんなこんなで新しい音楽との出会いもありました。
よく聴いた音楽を取り上げながら真面目に今年を振り返っていこうと思います。
ちなみに取り上げる曲はamazon music unlimitedで聴けるものです
the peggies 『スタンドバイミー』Music Video
2019年前衛的アニメこと「さらざんまい」のED。次々に繰り出される衝撃の事実にこの曲が何かを示していそうで何も示していなかったりする。
手を伸ばす自信、欲しいんですよね。
振られた男の後悔を歌っている歌です。昨年末に一件あったので心に刺さりました。
KMNZ/Augmentation feat.Moeshop
Augmentation (feat. Moe Shop) / KMNZ [Official Music Video]
顔が良い!!!!優勝!!!!
ケモミミ系vtuberの2人による楽曲。capsuleのような夜のドライブでかけたくなる曲。
崩壊するバーチャル東京世界で新たな世界を紡ぎ出す曲。V界も崩壊が始まった。崩壊する世界で彼女達はどう生きるのか?
その問いに対して彼女達は宇宙で生まれ変わる。詳細はアルバム「KMNVERSE」を参照。
Yuni/花は幻
Q:またvtuberの話するのか?
A:します。
まず最初にお伝えしたいのは、ここまでschool food punishment の味がするラーメン屋ありますか?ということ。
何度行っても本店の味がするラーメン屋に来た、そんな楽曲です。本当にありがとう。
彼女の歌う「ウタオウヨ、ウタオウヨ」ではギトギトラーメン屋さんのつけ麺が思いのほか美味しかったときのことを思い出しますね。あとYuniちゃん配信の時とお歌の時の声が全然違くてカワヨなんですよね 顔もいいし曲もいい
ヒプノシスマイク(Buster Bros!!!)/おはようイケブクロ
ヒプノシスマイク「おはようイケブクロ」Buster Bros!!!
ご存知ヒップホップと2.5次元のコンテンツメディアミックスのやつ。女性を中心に流行していることでおなじみ。今年に入り演劇化、来年にはアニメ化など、刀剣乱舞に次ぐブームが目前まで迫っている。ラップバトルに勝つことで陣地を拡大していくという設定で、池袋、新宿、渋谷、横浜の強者が戦うというもの。大阪、名古屋にも強いやつがいることが今年に入り判明した。
この曲も収録されたミニアルバムでは別ユニットによるstelaという曲が界隈でブームとなり、ヒプノシスマイク・ファンによる深い考察(作詞・作曲者はそこまで考えていないらしい)から「ステラおばさん」なる語も誕生。クッキーでも作るんか。僕個人は池袋ことBuster Bros!!!が好きなんだが、この曲の製作はいとうせいこうがメンバーに加入したことでもおなじみ口ロロ(くちろろ)による楽曲。池袋の3人がパーソナリティを務めるラジオがあったら・・・という公式の2次創作。彼らが朝6時から8時にかけて平日帯番組を池袋のコミュニティFMで3年くらいやってる世界線が確かにあるし、この楽曲はその世界線に接続できる。ありがとう口ロロ。
nyankobrq&yaca(feat.somunia)/twinkle night
twinkle night feat. somunia - nyankobrq & yaca
YouTubeの広告で知った曲。nyankobrq氏とyaca氏はネットを中心に活躍するトラックメーカー。somuniaはバーチャルシンガー(vtuberみたいなやつ)で個人でも活躍。somuniaたやんの放課後のダンスフロアもいいんですよねーこれが。深夜2時、街中で煌々と光るドンキホーテで缶チューハイを買った帰りにスキップなんてして人生は最高なのかもしれないななんて笑いながら話してね、その隣にきみがいて…ハハ…
何が君だよ……すぞ
ずっと真夜中でいいのに。/ヒューマノイド
最初から最後までなにを言ってるのかよくわからない曲。
「レイラサイダサブアタッシャル」ってなに?どういう気持ちで作詞してんの?
と大きな疑問を感じつつもポップでカッコいい曲なのでそんなことどうでもよくなってきた。
ヒューマノイドにはもしかしたら感情があるのかもしれない。
人間扱いで思い出すのはボロ雑巾のように扱われたブラック企業時代を思い出す。やりたくない雑務や仕事を押し付けられた。
自分を押し殺して生きていくのはロボットに近いのかもしれない。目を瞑って今日を終わらせることで精一杯だった。
ゆうゆ feat.ケムリクサ/INDETERMINATE UNIVERSE
「桜の季節」や「深海少女」などで有名なボカロPであるゆうゆ氏による、
今年1ー3月期放送のアニメ「ケムリクサ」のエンディング曲。
大ヒットアニメ「けものフレンズ」の監督・たつき氏が指揮を執ることで話題となった。
けものフレンズを彷彿とさせるような可愛らしいキャラと人の交流を描きつつ、
難解な世界観と終始暗い画面に困惑したが最後まで我慢して見ていると大どんでん返しが待っている。
「featケムリクサ」とあるが歌っているのは初音ミク。
ちなみにこの曲、最終回ではキャラクター達が歌うのですがこれにも意味があって…まぁその辺はアニメを見てくれ
Negicco/I LOVE YOUR LOVE
Negicco「I LOVE YOUR LOVE」 作詞・作曲 西寺郷太(NONA REEVES) 編曲 西寺郷太&奥田健介(NONA REEVES) MAXI SINGLE TRAILER
新潟のご当地アイドル3人組(NGTとは無関係)。年末年始のサトウの切り餅のcmに出てくる人たち。アイドルといえば恋愛はタブーだが、リーダーのNAO☆氏は今年4月に結婚を発表し「結婚しても活動を続ける女性アイドル」としても注目を浴びた。
曲中の「君の代わりはどこにもいない」というフレーズは応援ソングのようでありながらメンバー3人が代えの効かない人物ということを、NONA REEVESの西寺郷太氏が、アイドルらしからぬ渋谷的ポップのメロディラインと言葉遊びで表現している。イントロからゴリゴリのNONA節で思わず「あぁ~^西寺さんの音ォ~」と大きな声が出てしまった。水素の音のように存在しそうで存在しない「代わりのきかないアイドル」とは何かを打ち出した楽曲。
「君の代わりなんていくらでもいる」と、昔いた会社の上司にはよく言われたものだ。
今になって考えてみればそんなことを言えるのは人員配置が下手くそ、もしくは社員のことをヒューマノイドかなにかと思っているのだろう。そんなエセ経営者の下から離れることが出来たのは幸せだったのかもしれない。
緑黄色社会/sabotage
緑黄色社会 『sabotage』Music Video (TBS系火曜ドラマ『G線上のあなたと私』主題歌)
ボーカルは顔が良いことでおなじみ
自分はこれでよかったのだろうか。結局のところ逃げるようにして今の仕事に行き着いたわけだけれどもこれで良かったのかわからない。
ただ、あのまま流れに乗りながらあの会社にいて良かったのだろうか。その必要はなかっただろう。辞めたことで自分を見つめ直すことも出来た。転職は悪いことのように言う人間もいるがそれはまちがいだと言いたい。
自分らしさがなくても今から作り出せばいいじゃないか。何も終わってはいないのだから。
この曲を聴きながらそんなことを考えてしまった。
音楽を振り返るはずが自分語りになってしまったのでやめさしてもらうわ。
良いお年を
Amazon PrimeVideoで何見よう?【前編】
年明け5日までお休みという方も多いだろう。本来なら仕事納めとなる28日が土曜日に、仕事始めとなる4日が土曜日と、その分休みが伸びたようだ。
休みが長くなるとすることがなくなる。
だからこそPrimeVideoの出番。
Amazonプライム会員であれば視聴可能なサービスで500万人以上の視聴者を抱え、日々新しい作品も見れるなど非常にコストパフォーマンスの高いサブスクリプション配信サイトである。
オリジナルバラエティ番組「バチェラー」が最後の結末で大炎上するなど、ネットで話題になる作品など、オリジナルのバラエティ番組も充実。
そんなPrimeVideoで見れる個人的におすすめしたいコンテンツを紹介しよう。
世界情勢を見渡すと自国第一主義の台頭、不寛容社会、貧富の差の拡大など、社会問題は複雑になっている。その中で「強いリーダーシップ」とは何か、を深く考えられたりもする作品。
街中に突然現れて市民(エキストラではないらしい)と交流し、モノマネ芸人としてドイツ中の人気者まで上り詰める。そしてドイツの市民たちを取り込み、青年隊を成立させて・・・・
新米姉妹のふたりごはん
テレビ東京で今月まで木曜深夜に放送されていたドラマ。
テレ東深夜ドラマといえば「孤独のグルメ」「忘却のサチコ」「きのう、何食べた?」など飯ドラマを製作したら左に出る局はないことでおなじみ。
そんなテレ東が満を持して送り出したのがこのドラマ。
原作は「よつばと!」や「三ツ星カラーズ」、「やがて君になる」を擁する電撃大王で連載されている作品。
親の再婚により、突然姉妹となったサチとあやり。両親が再婚してすぐに海外へ発ち、ふたりで生活することに。手先は器用なのに人間との会話は不器用なあやりと元気いっぱいごはん大好き、手先が不器用なサチとの間には大きな溝が。そんなとき、父親から荷物が届く。開封すると生ハムの原木が・・・・
という話なんだけれども、姉妹の役をする役者さんたちがなんだか本当にいそう。てぇてぇなぁ
アニメ化もみたいなぁ
百合×飯=1粒で2度おいしい
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ
有名なハンバーガーチェーン、マクドナルドの始まりの物語。マクドナルド非公認映画です(あっ…)Founderは英語で「創業者」という意味だ。
主人公レイ・クロックはマクドナルドの「創業者」とされているが、もともとは1940年代にアメリカの田舎町でマクドナルド兄弟が立ち上げたハンバーガーショップ「マクドナルド」がルーツ。
営業に訪れたクロックがそのシステムを見て感動し、フランチャイズ化をお願いして・・・
なぜ彼が創業者なのか?兄弟はどうなったのか?なぜここまでのぼり詰めたのか。を事実に基づいて描いた作品。
「才能だけでは成功できない、必要なのは根気だ」という言葉が表す通り、アイデアマンではなくビジネスマンであるからこそなしえた物語に迫る。
この後にマックのポテトを買いましたがふつうにおいしかったです。三角チョコパイおいしいよね
おい!!!そこのお前!!!!見てないんだよなぁ????見ろ!!!!!!!!
取り乱してしまいました。申し訳ございません。
昨年ニューヨーク・タイムズが発表した「ベストTV 2018 インターナショナル部門」に選出されるなど、海外での注目度も非常に高いアニメ。
普通の女子高生、玉木マリは、100万を落とした小淵沢報瀬と出会う。
その100万で彼女は南極を目指すのだという。南極へいくという夢を周囲からバカにされながらも本気で挑む彼女と「何かをしたい」と悶々とした気持ちを抱えていたマリは南極を目指すことになるのだが・・・
「はいはい萌えアニメ乙~w」とあまりアニメに興味がない人に見てほしい。
というのも前出のNYタイムズでは下記のように評価している。
「…とこのアニメシリーズはかなり特定の人向けのように聞こえるかもしれません。しかし「よりもい」は、年齢や文化のあらゆる境界を越えて翻訳されるべき面白い、感動的な物語です。ジョークや不自然さはありませんが、友情がどのように思春期の不安や悲しみを乗り越えることができるのかを…」(https://www.nytimes.com/2018/12/03/arts/television/the-best-tv-shows.html)
我々にとっては忘れてしまった、あるいは叶わなかった「青春」を彼女たちは南極にささげた。なぜ彼女たちは南極を目指すのか、レイ・クロックよろしく根気で南極をめざすのか、まず12話まで見てほしい。背中はそこで押されるような気がする。
ちなみにオープニングですでに南極に到着していますが、南極に到着するのは全13話のアニメで
第10話です
そらそうよ、南極が宇宙より遠いから10話くらいかかっちゃうわけよ。というかそこまでの道のりをしっかり目に焼き付けてくれ。
後編もそのうちかきます
Vtuber炎上に思うこと
昨年の冬、ネット流行語大賞に「Vtuber」が選ばれた。既存マスメディアも彼ら彼女らをYouTuberに次ぐ第二のネットタレントとして取り上げ始め、認知度は上昇。世界中から注目され、我が国政府の掲げる「クールジャパン」の新たな台風の目になるはずだった。
しかし、炎上が相次ぎ、ファンは失望。「Vtuberはオワコン」と囁かれるまでに至っている。
Vtuberの元祖、キズナアイは声優が1人体制から4人体制に。フロンティア的存在でもあることから当初はおもしろい取り組みとして小さな炎上で済んでいたが、4人目の声優である中国版キズナアイは炎上を繰り返し、画像のような政治的発言でさらに炎上、台湾と尖閣諸島は中国の領土と考える中国人も困惑したという。
キャラクターに政治的な意図を持たせることを、多くの人々は求めていない。余談ではあるが今夏にはディスニーが実写版「リトルマーメイド」のアリエル役に黒人を採用した。人権配慮を優先したキャラクターコンテンツ世界最大手は何がしたかったのだろう。
魂レボリューション
視聴者はしばしばVtuberの声優を「魂」と呼んでいる。キャラクターの声の人なのだから「声優」あるいは「中の人」という表現でいい気もするが、ファンは魂と呼んで外身も中身も愛する。今年は運営側と魂の間でのトラブルも目立った。
そんな魂が突然変わったら、ファンはどうなるのだろうか。
「ゲーム部」という団体では、運営側が声優にパワハラを行ったとしてTwitter上で裏垢により告発が行われた。その後、声優が交代。交代に関して運営会社は説明を行わなかったことでさらに炎上。チャンネル登録者50万近くの人気を誇っていたが現在では30万近くまで減少。告発を行った元声優らは別の事務所へ移籍し、「ProjectA.I.D」という団体で活動を始めている。先日有名Vtuberの「田中ヒメ・鈴木ヒナ」のライブイベントで公演前の前座?を担当し、パワハラを行っていたとされる当の本人はTwitter上で激怒。この件以降、ProjectA.I.Dはチャンネル登録者が増加しているという。
視聴者は魂を愛するという一例でもある。
Vtuber四天王の一人、電脳少女シロの所属する事務所「ドットライブ」内の団体である「アイドル部」(同じ○○部ではあるが運営会社は異なり、提供する世界観も異なる)ではメンバー2人が先日、契約解除となり、事実上の活動引退を発表した。
残念なことにVtuberの引退はよくある話である。通常であれば引退や活動休止の際、本人からのメッセージが出されることが多いがそんなものは全くなかった。しかし、彼女らの裏垢とみられるアカウントでは声明が出されていた。
騒動の発端は今回契約解除になったメンバー・夜桜たまによるお気持ち表明配信。運営側とトラブルが起きていることを話し、それ以降彼女のチャンネル及びTwitterが更新されることは一度もなかった。
彼女以外のメンバーでは、猫乃木もちの活動が減少し、本人からの申し入れにより契約解除に。牛巻りこも運営側の対応の物足りなさを語ったのち、現在活動休止中となっている。
この団体はメンバーが11人いるが、残りの8人はこの件についての対応を余儀なくされた。運営側の不透明な回答によりファンの怒りがメンバーに向き、残りの一部メンバーも言葉選びを誤ったのか炎上。Vtuber切り抜き動画投稿サイト、ニコニコ動画では彼女らを批判する動画が今現在も投稿されている。
ネット上では一連の騒動を揶揄し、こんな画像まで作られた。
数ヶ月前までにはメンバー全員によるライブイベントが開催されるなど、人気のある箱の一つだったが、今後どうなっていくのだろうか。ただでさえファンの拡大の難しいVtuber業界で多くのアンチを生み出してしまったことで、難しい配信を余儀なくされるだろう。
この他にもゲーム配信などを行い、企業に所属するVtuber、アズマリムは運営から報酬がないまま活動を続けており、責任者と連絡がとれなくなっていることを明かし、運営側は「声優が81プロデュースから移籍したもののしっかりと毎月十数万支払っている」などと説明、活動継続は現在、不透明な状態だ。
Vtuberはオワコンか?
さて、ここまで「演者ではなくたぶん運営が悪い」という話を紹介してきた。
しかし、仮に運営がクソ悪人であっても、我々視聴者にとって大事なのは「しゃべる絵」であるVtuberの配信に魅力があるかどうかだろう。おもしろい配信なのか、癒される配信なのか、はたまた一人暮らしの無音の部屋のBGMか、視聴者の価値観は千差万別あれど、その魅力あるコンテンツを継続して配信できるかが課題でもある。
そしてファンは拡大ではなくそのファンをどのように囲い込むのかが課題だ。
今後は攻めから守りの体制に入るだろう。
アニメキャラクターがVtuber化し意思を持つ試みもある。「すーぱーそに子」や「シスター・プリンセス」などの過去の人気作から生まれたキャラクターたちはどうなるだろうか。彼女らの躍進が来年のVtuber業界図を刷新するかもしれないが、そろそろお時間だ。続きはまた書くとしよう。
SUPERGTに行った
幼少期にミニカーやゲームという形でスポーツカーに触れることはあるだろう。
私もミニカーを買い与えてもらい、貯めたお年玉でグランツーリスモをやっていたりしていた。しかし、大きくなるにつれて車への思いは薄くなる。
大人になったらかっこいい車を買うものだと思っていたが、今ではカーシェアを使うだけ。昨今のメディアで叫ばれるCASE(オンライン接続、自動運転、共有、電動化の頭文字をとったもの)が本当に進めば、車は公共交通機関のような存在となり、ただのお金のかかる趣味になるかもしれない。もしかしたら車を買うことすらないのかもしれない。
そんなことは置いておいて、先日栃木県のツインリンクもてぎで行われた車のレース「SUPERGT」の観戦に行った。
SUPERGTは有名なレース「F1」と違い、街中で走るスポーツカーのような車がサーキットを走り、基本的に日本で開かれる。出場する車はトヨタ、日産、ホンダなどの国内メーカーのほか、BMW、ランボルギーニ、マクラーレンなどの海外メーカーも走る。
このレースには階級制度もあり、GT500クラスとGT300クラスという速さの異なる2つのクラスが、それぞれ1位を目指す。
そしてメインのレースではこの両方のクラスの車が同時に走る。同じサーキットで異なったスピードの車が並行して走るのだ。プロレスで例えるならばタッグマッチ戦というよりも、体格の異なる選手の2組の試合を1つのリングの中で同時に行うようなものである。
私は土曜日と日曜日の2日間訪れた。
土曜日の朝9時過ぎに到着。この日開かれるのは予選。
予選の前後にはホンダの「FIT」を用いたレースや「FIA-F4」とよばれるレーサーの卵などが競うレースのほか、サーキットに降りることができる。
私もこの日、ピットまで行くことができ、この後走る車を間近で見ることや、レースクイーンを見ることができた。
ここでの目玉は車ではなくレースクイーン。総勢180人ほどいるそうで、多くのカメコガチ勢もとい観客らはコミケ会場の有名レイヤーでも逃げ出すほどの勢いで撮影をはじめた。小生のようなニワカは吹き飛ばされてしまった。実家の両親であれば体調を心配してしまいそうな薄着のレースクイーンたちを前にして彼らは闘争心ではなく性欲を隠し持った獣となり、パシャパシャとシャッターを切る。ここはナイトプールではなく10度近い冬のサーキットである。
そしてひとしきり疲れた後に予選が始まった。明日の本選でのスタート位置(そもそもレースはマラソン大会のように横並び一斉にスタートはしない)を決める。ここでの順位は明日のレース結果を占う、重要なレースだ。
というのもツインリングもてぎは最も短い距離であることやコースのつくりなどからオーバーテイク(追い抜き)が起きにくく、予選といいつつこの日からチャンピオン争いがはじまる。
悲しいことにこの時点で優勝が不可能になってしまうチームも出てしまい、観客からは大きなため息が出ていた。
そんなレースの後には宇都宮駅へもどり、餃子を頂き、翌日に備える。この日、宇都宮では餃子のイベントが行われていたそうだ。名物のみそだれも購入。
そして2日目。この日は本選が行われる。
本選はレースの前に行われるショーも魅力だ。
先述のサーキットに降りることに加え、航空ショーや今回は来期に走る車のお披露目も行われた。
戦闘機「F-2B」の轟音に包まれレースは開始。開始直後に別々の群れとして走っていた500クラスと300クラスはいつのまにか1つの群れを形成し、何が走っているのかよく分からない状態に入る。懸命にシャッターを切れば切るほどレース展開が分からなくなってしまう。レース後半に差し掛かり、GT500クラスでは優勝争いKeePerの優勝を阻むごとく走るauとのしのぎを削る争いが展開されたほか、GT300ではごぼう抜きのマクラーレン、故障トラブル、F1レーサー、ジェイソンバトンの最後のスーパーGT走行などレース終了後も興奮冷めやらぬものであった。詳しくはYoutubeに上がってるんで見てくれ
モータースポーツもれっきとしたスポーツである。今年も様々なスポーツを見てきたがやはりどのスポーツも生で見ることで五感をすべて使ってみることができるし、テレビの方が見やすいのは当然であるが会場の雰囲気は楽しいものであるなぁと感じた出来事でした。
おわり
レースクイーンではなくミシュランマンしか撮影していませんでした。子どもに怖がられているのが見ててかわいそうだったし。
レースクイーンを全く撮影していなかったことが悔やまれるので来年もいきたいなぁ
キャッシュレス・ポイント還元事業はネットショッピングも安くなるという話
1日から消費税が10%になった。
前日の30日にはドラッグストアやスーパーが混雑し、売り場からトイレットペーパーがなくなったのも記憶に新しい。
そして消費税増税と共に始まったのが軽減税率と「キャッシュレス・ポイント還元事業」である。軽減税率はご存知の通り、食料品や飲料が8%となり、どこで食べるのかによって税率が変わるという複雑極まりない制度だが、クレジットカードやSuicaなどの電子マネー決済によって還元されるキャッシュレス・ポイント還元事業は更にややこしい。その場で割り引くこともあればポイント還元という形でかえってくることもある。それもお店と決済方法のパターンで何通りもの違いがあり、
報道によるとポイント還元に詳しい識者でさえ「すべてを把握するのは困難」と言うほどだ。
政府によるありがたいサイトhttps://cashless.go.jp/もあるが、まぁわかりづらい。
ざっくりどんなところが対象になるのかというと、入り口にこんな掲示が貼られているお店だ。
コンビニや個人経営のお店などに貼られている。
もともとは消費が冷え込んで影響を受けそうな街の小さな商店などを対象にしているものだが、街の小さな商店では手数料が低いことや猛烈な営業体制で知られるpaypayだけ使える、なんてところもあり、「面倒だからSuicaで払えばいい」ともいえない。
ローソンではOrigami pay(口座引き落とし)で更に3%割り引いたり、ファミリーマートではファミペイを使うことで最大1.5%追加でポイントがもらえるなど、カオスな状態だ。
そしてカオスさはもっともっとある。
ネットショッピングも対象になっている。
もちろんAmazonやセブンネットのような大手は対象外だが、楽天やヤフーのようなオンラインショッピングモールはあくまで商店街ということもあってか対象になっている。
https://netshop.impress.co.jp/node/6596
ここで一つ例を挙げておこう
世話やきキツネの仙狐さん (5)「お世話シチュエーション」CD付き特装版 (角川コミックス・エース)
- 作者: リムコロ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/10/10
- メディア: コミック
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みなさまご存知、リムコロ氏著の「世話やきキツネの仙狐さん (5)『お世話シチュエーション』CD付き特装版」
である。こちらは10日に発売され、価格は消費税10%込みで2200円で販売されている。通常の素敵なマンガに加え、アニメ版の声優を務めた和氣あず未氏によるバイノーラル録音収録の音声がついており、声優ファンのみならず、dlsiteで眠れない夜にASMR音声を購入するような小生にとっては安眠サプリメントの一つになりうる画期的な製品であり、マンガもしくは音声が実質無料というお得な製品だ。
さて、これをAmazonで購入すると2200円に1%のポイント(クレジットカード決済の場合)がつくが、同じ製品をヤフーショッピングで見てみると、
ポイント15%還元や、20%もつく店舗もある。
この内訳は
と、15%還元の場合、ソフトバンクユーザーかつやほおのカードを持っているだけで10%の還元が、政府から5%の還元が返ってくる。
条件によって付与率が異なるのはこれまたややこしいがネットでもキャッシュレス・ポイント還元を受けることができ、消費税分はおろか、それよりも安くなってしまうというお得なシステムになっている。
ちなみに楽天は5%のポイント還元のみとなっていた。
もちろん書籍だけでなく、どこかのカニや鍋セット、ストーブや羽毛布団など、これからの時期の必須アイテムもこのポイント還元に対応しているお店がヤフー、楽天ともに存在する。
キャッシュレス・ポイント還元事業は来年の6月までと期限はある。この期間を知らんぷりするのか、うまく使うのかで買い物のしかたは変わるのではないか。
Vtuberは箱推しの時代
キャラクターを用いて動画投稿・配信を行う、いわゆるVtuberがついに9000人を超えた。
https://www.userlocal.jp/news/20190905vq/
2016年にVtuberの先駆者であるキズナアイが生まれ、2017年末には彼女をはじめ、電脳少女シロ、ミライアカリ、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん、輝夜月含めた「バーチャル四天王」らにより爆発的ブームとなり、2018年に入るとその数は増加、多くの企業が彼女らに続けと配信や投稿を開始、また特別な機材が無くても配信できることで個人でも容易に始めることができるようになった。最近では専門学校が「Vtuberコース」を新設するなど新たなVtuberは日夜生まれ続けている。今も彼ら彼女らはYouTubeをはじめとしたサイトで配信や動画投稿を続けている。
増えるvtuberに対し、vtuberを視聴するファンは、vtuberの数に比例して増えているわけではない。
製品ライフサイクルの世界では、導入期、成長期、成熟期、衰退期というものがあるが、これにあてはめると、衰退期に差し掛かっているかもしれない。
vtuberはもともとバーチャルYouTuberなどと呼ばれていたが、いまはこの表現が用いられることは減った。そして増加していく中で、バーチャル世界のYouTuberと呼ぶには程遠い活動実態が浮き彫りになった。
YouTuberの多くが短時間の動画投稿を主軸とする一方、vtuberは1時間に渡るゲーム配信、雑談配信など単にYouTubeにニコニコ動画生主・実況者の文化を持ち込んだような者も見られる。
そもそも昨年の爆発的ブームで生まれたのは同じような顔をした量産型萌えキャラで、中身は有名でも無い生主や売れない地下アイドルらが看板を掛け替えただけで、トーク力も皆無という者もいた。(当然、チャンネル登録者はあまり伸びなかった)このほかにも、YouTubeに一時間を超えるような長いコンテンツは視聴者の負担になること、そもそもYouTuberが受け入れられる層とVtuberが受け入れられる層ではあまりにも差があり、Vtuberを見る人間を増やすのは困難を極める。
箱という団体中心主義
じゃあどうやって見てもらうのよ、あるいはファンの人はどのようにしているのかというと、ハコで推すことが鍵となる。
YouTuberはMCN(マルチ・チャンネル・ネットワーク)と呼ばれるYouTuberの芸能事務所に所属している。ヒカキンなどが所属する「UUUM」やヒカルが所属していた「VAZ」などが有名だ。
Vtuber界隈ではキズナアイなどが所属する「Upd8」、電脳少女シロが所属する「アップランド」などMCNは多く存在するがMCNが一つのハコに近い形なっていることが多い。ちなみに「Upd8」は「UUUM」に近く、一つのハコとして活動することは少ない。(初期はあったようだが)
そのため、ここでは一つのMCNが一つのハコとして存在しているもので、そこそこ代表的なものを3つか4つくらいと参考動画を挙げる。正直、ニコニコ動画でまとめが上がってるのでそっち見た方が手っ取り早いが。
にじさんじ
「にじさんじ」は有名なハコの一つ。「いちから」という会社が運営する。バーチャルの世界を飛び出し、昨年にはリアルイベントも開催。最近ではタカラトミーのトレーディングカード「WIXOSS」に登場など、70人超が所属するVtuber業界で最大手団体。あまりにも多いのでいくつもユニットやコンビがある。
定期的に新メンバーが登場し、男性や女性、人外が所属する。基本的に生配信が多いが、10分程度の動画投稿を行う者もおり、にじさんじ内でのコラボ配信が毎日のように行われることで、視聴者がにじさんじ内を回遊するようにしている。
代表的な存在がバーチャル四天王ブーム以降のVtuber界を牽引した月ノ美兎である。
学級委員長で清楚キャラというコンセプトを無視し、「ムカデ人間を見た」「雑草を食べたことがある」などの発言をトリガーにして人気Vtuberとして活躍。
彼女のほか、トーク中心の配信を得意とする者も多い。
デビューした新人の中の人が過去(彼ら彼女らの過去はしばしば前世ともよばれる)に問題を抱える人物だったことについて数日で脱退させる形で早急に対処したという出来事もあったり、人数が多いからこそ生まれる問題も出てきている。配信の内容、トークスキルなどは差があるように感じるが、それを視聴者が面白くすることで視聴者拡大につなげているようだ。
最近では個人Vtuberを支援するためMCNを「にじさんじ」を運営するいちからが開設。MCNを巻き込んだ大きなVtuberのハコとなるのか、今後の展開に注視する必要がある。
ホロライブ
その「にじさんじ」とのコラボが多いハコは2つ。歌系配信者、ときのそらなどが所属する「ホロライブ」。女性配信者が主に雑談やゲーム配信を行う。メンバーは22人とにじさんじに比べると小さく、登録者もそこまで多いわけではないが、着実に視聴者を増やしている。
設立当初からのVtuberであるときのそらは、初の配信が13人というスタートだったが、現在では登録者24万人、ワンマンライブを実施するなど、シンデレラストーリーを駆け上がった。インターネットミームに弱いことなど、バーチャル界に現れた真の清楚だと評価される一方、それ以外のメンバーには、dlsiteのようなエッチなASMR配信や、WiiFitの配信で体重がばれてしまった者、エロゲ大好き、下ネタ配信をする者もいたりと、全員が清楚とはいえず、規制ギリギリを攻めるエッチな発言が出てくることから、団体名をもじって「エロライブ」などと呼ばれる。
中国へ進出した際には現地担当者が京都の火災に対する不適切な投稿をしたことで炎上し、中の人でなく運営企業のあり方が問われる出来事もあった。
配信が中心ではあるが、週に1度ショートアニメを投稿しており、ハコ推しを更に強めるような宣伝をしている。現在、22人の配信者と2人の音楽中心タレントを抱える。
有閑喫茶あにまーれ
【緊急招集】NGなしのあにまーれ!ハロウィンを理由に渋谷よりうるさい放送【因幡はねる / あにまーれ】
もう一つのハコが「有閑喫茶あにまーれ」、こちらはキズナアイなどが所属する事務所「Upd8」内のアイドル団体。技術提携などの裏側の面で「にじさんじ」を運営するいちからが製作協力しているが団体は別。こちらは3人と少数精鋭だが、炎上をエンタテイメントに昇華することで注目されるという特徴もある。ネットミームに詳しいのか詳しくないのか、北朝鮮のプロパガンダ楽曲「コンギョ」の熱唱や、謝罪会見を開くなどしている。
中心メンバーは因幡はねる。いろいろな配信でMCを務めることもしばしばあるため、Vtuber界隈ではなんとなーく知られているようだ。
先日まで所属していたメンバーを含めた4人で24時間生配信をした際には屋外でロケを実施するなどもバーチャルとは?という出来事もあった。
アイドル部
このほかにもアイドルを前面に押し出したのが電脳少女シロやばあちゃるが所属する事務所「ドットライブ」内の女性グループ「アイドル部」 も人気がある。
アイドル部は12人。当初は運営元によるスマホゲーム内のキャラクターがVtuber化(そんなゲームは無かったことにされている)したものに加え、個人で活動していたVtuberを加えたグループとして結成された。コラボ配信は少ないが、地上波のレギュラー番組(Vtuberで唯一レギュラー番組がある団体でもある)で自社や他団体、個人などと共演するという形でコラボしている。それぞれがリレー形式で夕方から夜間にかけて配信するといった箱推しにさせるための工夫がなされている。
また、チャンネル登録者数が少ない時期から早い段階で3D化し、MMDを配布したことから、ファンによるMMDが製作されていることで二次創作も人気が高い。その一方で運営者のばあちゃる氏が一部のファンに対し「モンスターペアレントだ」と発言したことで炎上。リアルイベントににじさんじなどの他社、個人Vtuberが出演することで炎上するなど、独自色を強くしすぎた結果、ファン層も独自色を求めるようになってしまったようだ。
このほかにも前述のアイドル部とは特に関係はなく、運営企業も別の「ゲーム部」、同じ企業が運営する「Folia」、運営企業とのトラブルでゲーム部から離れた魂らによる「Project A.I.D」、あにまーれの妹分「ハニーストラップ」などがある。
まぁこの辺は私には分からないので見たらかきます。
おわりに
これはとてもクソどうでもいい話なんですけど、このごろはあまりにも拗らせすぎて現実世界の女性に対しかわいいという感情を押し殺すようになってきましたが、2次元世界の女性だと「かわいいなぁ」と素直に声に出して言えるようになりました。この「かわいい」を声に出してしまう問題ですが、社会人なりたてのころに水族館のペンギンを見て「かわいい」と発した以来出せていないと思われ、まだ自分の中に愛でる感情が残ってるんだなぁと彼女らの配信をみて思いました。というリハビリ方法もありますので愛でる感情に飢えてる方はすみだ水族館かVtuberをみてください、という話です。
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バスケットボールのルールを知らないのにBリーグを見に行った話
週末、仕事を済ませ早々と退勤の準備をしていたところ先輩に呼び止められた。
飲み会のお誘いか?いやそういうタイプの先輩でもない、なんだか困ったような表情で、「お願いがあるんだけども・・・」と切り出した。
話を聞いてみるとどうやら急遽予定が入ってしまい、上司からもらった明日のBリーグ観戦のチケットがあるので行ってほしいとのことだった。なんだかよく分からないが無料でプロの試合が見れると聞き、せっかくだからとチケットを頂いた。
しかし、Bリーグという言葉と仕組みは何となく知っているが、バスケットボールなんて高校の体育以来、ほぼやったことも見たこともない。投げた位置で点が変わることくらいしか知らない。
ペアチケットとのことで誰かバスケットボールに詳しい人間はいないか、Twitterで呼びかけたものの、なかなか集まることはなく、一人で観戦することになった。
翌日の午後3時前。多摩モノレール立飛駅を降車、徒歩2分程度のところにあるアリーナ立川立飛に到着。入場口でA3サイズの折りスジ入りカード紙(連量・四六判で40K程度)を手渡され、席に向かう。
会場に入り、大音量のEDMと家族連れに囲まれ席に着く。しばらくすると、会場が暗くなり、選手の紹介が始まる。「アルバルク東京」の選手らが黒と赤のベースカラーのユニフォームと会場の照明に照らされて入場。場内アナウンスがしきりにホーン(EXITという芸人がよくやる「ポンポンポーン」ってやつ)を事あるごとにならす。パリピである。チアガールは露出がすごいしUSAダンスするし、ビールはブルームーンしか売ってない。クラブなのかここは。やはりバスケットボールは陽キャがやるスポーツというこじれた先入観が更に強まる。相手チームは「新潟アルビレックスBB」という聞き覚えのあるチーム(どうやらサッカーチームと「アルビレックス」という名称を共有しているそうだ。共有ってなんだ)。
そんなこんなで試合開始、開始数秒で東京・15番、竹内選手が3ポイントシュートを決め、会場が沸き立つ。早い、早すぎる。試合展開が。(そもそもバスケットボールは10分×4クォーターと、意外と短い)
その後第一クォーターから第二クォーターまで東京が圧倒的リード、第三クォータでは新潟が一気に大量得点し、点差を縮めたり、途中、ガタイのいい外国人選手がぶつかったぶつかってないで揉めたりなんてものもあったが、最終的には東京が突き放していって東京87-59新潟という試合に終わった。
3000人収容は2900人強とほぼ満員で、3ポイントシュートをきめる度に大きな歓声が沸いていた。会場はアルバルク東京のホームでもあるため、ファンの熱量もすごい。
私自身もアイドルライブでの後方彼氏面よろしく不動での観戦のつもりだったが、気づけば入場口でもらったA3サイズの折りスジ入りカード紙(連量・四六判で40K程度)を丁寧に折り曲げ、周囲と同様ハリセンのようにして応援していた。
正直なところ、全部のルールを把握することはできなかったが、とりあえず3ポイントシュートはやっぱり人気だということ、ファールは一触即発ということ、あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろうということ、プロのバスケのスピード感に圧倒され、40分はこんなにも短いのかと感じた。
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そもそもこのチームは去年一昨年と2連覇している超強いチーム。日本代表の選手もいるそうで、スポンサーはトヨタ系の会社が軒を連ねる(愛知が本社の会社ばかりだがなんで東京拠点なのかは置いといて)など、野球でいったら巨人みたいな感じみたいだ。そりゃ人気があるのもうなずける。ちなみに東京をホームにしているチームはこのほか「サンロッカーズ渋谷」「アースフレンズ東京」「東京エクセレンス」とあわせて4つあるので「東京」という地名がつくチームは3つある。東京とは…
会場で目立つのは家族連れだった。EDMが流れ、元バスケ部と顔に書いてあるカップルも目にしたが、親子の観戦は彼ら彼女らよりもかなり多い。私の後ろで応援していた小学生の男の子は親よりも詳しかったようで、「パパ!○○系だよ!」に対して「そうなんだ~」という生返事で返すような電車で見かける知識量が親を上回るタイプの子供もみられた。
そして、近い。会場のアリーナ立川立飛は3000人が入る体育館だが、かなり狭く感じた。選手との距離が近く、パスミスをしたボールが観客席に飛んでくることもしばしば。身長のある選手達のデカさ、いつパスしたんだ?という高速で駆け抜ける選手たちを間近に見ることができる。コートの上には4面の大型モニターがついているため、モニター越しに試合展開を見ることも可能で、観客にも親切である。
よくよく考えてみたらバスケは国民的スポーツだ。野球、サッカーに次ぐ人気があるし、スラムダンクや黒子のバスケなどもあるし、バスケをテーマにしたドラマもあった。野球にはプロ野球が、サッカーにはJリーグがあるのにバスケは近年までプロリーグが2つあり、国際団体から「統一しないと五輪出さないから」とそこそこ怒られたことで、今日のBリーグという仕組みになった。
そんな国民的スポーツであるが、ファン獲得はこれからのようだ。
チケット入場料は大人2500円からと、家族連れが多いのもうなずける。またTシャツやタオルの価格もそこまで高くはない。Tシャツは2000円台。タオルも1000円台で購入可能だ。そして試合はテレビでまれに放送されているが、ソフトバンクの会員もしくはヤフーのプレミアム会員の場合はスマホなどで全試合無料で視聴できるそうだ。
まぁ次はルール覚えて行こう。それまでに「バスケットLIVE」みて勉強しよう
立川駅北口・つばさ家にて