2019年を音楽で振り返る
2019年が終わりますね。元号が変わったりいろいろなことがありました。
世の中的にもいろんなことがありましたし、私個人もいろんなことがありました。
人生は選択の連続といいますが、本当にそうかもしれませんね。
あ、あと音楽の聴き方も変わりまして、サブスクリプション、いわゆるサブスク(一定金額を支払うことで音楽が聴き放題のサービス)で音楽を聴くことが増えました。そんなこんなで新しい音楽との出会いもありました。
よく聴いた音楽を取り上げながら真面目に今年を振り返っていこうと思います。
ちなみに取り上げる曲はamazon music unlimitedで聴けるものです
the peggies 『スタンドバイミー』Music Video
2019年前衛的アニメこと「さらざんまい」のED。次々に繰り出される衝撃の事実にこの曲が何かを示していそうで何も示していなかったりする。
手を伸ばす自信、欲しいんですよね。
振られた男の後悔を歌っている歌です。昨年末に一件あったので心に刺さりました。
KMNZ/Augmentation feat.Moeshop
Augmentation (feat. Moe Shop) / KMNZ [Official Music Video]
顔が良い!!!!優勝!!!!
ケモミミ系vtuberの2人による楽曲。capsuleのような夜のドライブでかけたくなる曲。
崩壊するバーチャル東京世界で新たな世界を紡ぎ出す曲。V界も崩壊が始まった。崩壊する世界で彼女達はどう生きるのか?
その問いに対して彼女達は宇宙で生まれ変わる。詳細はアルバム「KMNVERSE」を参照。
Yuni/花は幻
Q:またvtuberの話するのか?
A:します。
まず最初にお伝えしたいのは、ここまでschool food punishment の味がするラーメン屋ありますか?ということ。
何度行っても本店の味がするラーメン屋に来た、そんな楽曲です。本当にありがとう。
彼女の歌う「ウタオウヨ、ウタオウヨ」ではギトギトラーメン屋さんのつけ麺が思いのほか美味しかったときのことを思い出しますね。あとYuniちゃん配信の時とお歌の時の声が全然違くてカワヨなんですよね 顔もいいし曲もいい
ヒプノシスマイク(Buster Bros!!!)/おはようイケブクロ
ヒプノシスマイク「おはようイケブクロ」Buster Bros!!!
ご存知ヒップホップと2.5次元のコンテンツメディアミックスのやつ。女性を中心に流行していることでおなじみ。今年に入り演劇化、来年にはアニメ化など、刀剣乱舞に次ぐブームが目前まで迫っている。ラップバトルに勝つことで陣地を拡大していくという設定で、池袋、新宿、渋谷、横浜の強者が戦うというもの。大阪、名古屋にも強いやつがいることが今年に入り判明した。
この曲も収録されたミニアルバムでは別ユニットによるstelaという曲が界隈でブームとなり、ヒプノシスマイク・ファンによる深い考察(作詞・作曲者はそこまで考えていないらしい)から「ステラおばさん」なる語も誕生。クッキーでも作るんか。僕個人は池袋ことBuster Bros!!!が好きなんだが、この曲の製作はいとうせいこうがメンバーに加入したことでもおなじみ口ロロ(くちろろ)による楽曲。池袋の3人がパーソナリティを務めるラジオがあったら・・・という公式の2次創作。彼らが朝6時から8時にかけて平日帯番組を池袋のコミュニティFMで3年くらいやってる世界線が確かにあるし、この楽曲はその世界線に接続できる。ありがとう口ロロ。
nyankobrq&yaca(feat.somunia)/twinkle night
twinkle night feat. somunia - nyankobrq & yaca
YouTubeの広告で知った曲。nyankobrq氏とyaca氏はネットを中心に活躍するトラックメーカー。somuniaはバーチャルシンガー(vtuberみたいなやつ)で個人でも活躍。somuniaたやんの放課後のダンスフロアもいいんですよねーこれが。深夜2時、街中で煌々と光るドンキホーテで缶チューハイを買った帰りにスキップなんてして人生は最高なのかもしれないななんて笑いながら話してね、その隣にきみがいて…ハハ…
何が君だよ……すぞ
ずっと真夜中でいいのに。/ヒューマノイド
最初から最後までなにを言ってるのかよくわからない曲。
「レイラサイダサブアタッシャル」ってなに?どういう気持ちで作詞してんの?
と大きな疑問を感じつつもポップでカッコいい曲なのでそんなことどうでもよくなってきた。
ヒューマノイドにはもしかしたら感情があるのかもしれない。
人間扱いで思い出すのはボロ雑巾のように扱われたブラック企業時代を思い出す。やりたくない雑務や仕事を押し付けられた。
自分を押し殺して生きていくのはロボットに近いのかもしれない。目を瞑って今日を終わらせることで精一杯だった。
ゆうゆ feat.ケムリクサ/INDETERMINATE UNIVERSE
「桜の季節」や「深海少女」などで有名なボカロPであるゆうゆ氏による、
今年1ー3月期放送のアニメ「ケムリクサ」のエンディング曲。
大ヒットアニメ「けものフレンズ」の監督・たつき氏が指揮を執ることで話題となった。
けものフレンズを彷彿とさせるような可愛らしいキャラと人の交流を描きつつ、
難解な世界観と終始暗い画面に困惑したが最後まで我慢して見ていると大どんでん返しが待っている。
「featケムリクサ」とあるが歌っているのは初音ミク。
ちなみにこの曲、最終回ではキャラクター達が歌うのですがこれにも意味があって…まぁその辺はアニメを見てくれ
Negicco/I LOVE YOUR LOVE
Negicco「I LOVE YOUR LOVE」 作詞・作曲 西寺郷太(NONA REEVES) 編曲 西寺郷太&奥田健介(NONA REEVES) MAXI SINGLE TRAILER
新潟のご当地アイドル3人組(NGTとは無関係)。年末年始のサトウの切り餅のcmに出てくる人たち。アイドルといえば恋愛はタブーだが、リーダーのNAO☆氏は今年4月に結婚を発表し「結婚しても活動を続ける女性アイドル」としても注目を浴びた。
曲中の「君の代わりはどこにもいない」というフレーズは応援ソングのようでありながらメンバー3人が代えの効かない人物ということを、NONA REEVESの西寺郷太氏が、アイドルらしからぬ渋谷的ポップのメロディラインと言葉遊びで表現している。イントロからゴリゴリのNONA節で思わず「あぁ~^西寺さんの音ォ~」と大きな声が出てしまった。水素の音のように存在しそうで存在しない「代わりのきかないアイドル」とは何かを打ち出した楽曲。
「君の代わりなんていくらでもいる」と、昔いた会社の上司にはよく言われたものだ。
今になって考えてみればそんなことを言えるのは人員配置が下手くそ、もしくは社員のことをヒューマノイドかなにかと思っているのだろう。そんなエセ経営者の下から離れることが出来たのは幸せだったのかもしれない。
緑黄色社会/sabotage
緑黄色社会 『sabotage』Music Video (TBS系火曜ドラマ『G線上のあなたと私』主題歌)
ボーカルは顔が良いことでおなじみ
自分はこれでよかったのだろうか。結局のところ逃げるようにして今の仕事に行き着いたわけだけれどもこれで良かったのかわからない。
ただ、あのまま流れに乗りながらあの会社にいて良かったのだろうか。その必要はなかっただろう。辞めたことで自分を見つめ直すことも出来た。転職は悪いことのように言う人間もいるがそれはまちがいだと言いたい。
自分らしさがなくても今から作り出せばいいじゃないか。何も終わってはいないのだから。
この曲を聴きながらそんなことを考えてしまった。
音楽を振り返るはずが自分語りになってしまったのでやめさしてもらうわ。
良いお年を