5月に見た映画
ライブビューイングで映画館に足を運ぶことの方が映画を見るより多いみなさん、いかがお過ごしでしょうか。映画って見たいなーと思ってたら公開が終わってたってことありますよね。ぼくはほとんどの映画がそうです。
この5月、私はツタ-ヤディス/カスを契約したので映画をめちゃくちゃ見ました。個人的には前月比80%くらい。
さて、その内容を端的にまとめてみましたので、皆さんご参考にしてください。
とても個人的な感想ですし、それぞれの映画にリスペクトをした上での感想です。
多少のネタばれ要素もあります
未来のミライ
主人公の成長を見守る映画。
「未来の」家族をテーマにしているから途中から大きくなった妹が出てくるんでしょうね。知らんけど。
生まれたばかりの妹に手一杯の両親。それを見て自分だけに注がれるはずの愛がなぜ、この妹という存在に奪われなくてはならないのかという怒りが爆発した時、
犬のユッコが擬人化して登場し、未来からやってきた妹、そして自分に関わる誰か…などなど、今の自分を形作る存在と主人公が夢の中で精神的な対話を重ねていく。
と、こう書くとなんだか退屈なドキュメンタリーみたいになってしまうが、
これに加えて細田守作品特有のユーモアなんかも混ぜて、コミカルなところがあるわけで、そこもすごくほほえましい。
監督に子供ができてそれでこんな映画作ったのかなぁなんて思いながら見ていいかもしれない。
「ぜひご家族でご覧ください」のお手本的映画。
あと曲が山下達郎はずるいぞ…
ペンギン・ハイウェイ
森見登見彦作品は「夜は短し歩けよ乙女」の小説と映画しか見たことなくて、でもなんか見てみたいなぁと思ってた映画。夏+冒険+小学生主人公+ペンギン=普通はこども向けアニメなんだけど、
ここにデカチチおねえさんを加えるとオネショタ・ジュブナイル・アニメができる。
というのも、冒頭で、主人公が好意を寄せる大人の女性の乳に対する熱い思いからはじまるからだ。
主人公の少年は小学4年生という精通を迎える時期に該当する。
その性へ目覚めのきっかけが干支一周程度上の、歯科勤務で実の姉のように優しい巨乳お姉さん。
好きという感情とおっぱいへの興味が、主人公の研究熱心さを掻き立てて、
そこによくわかんないけどペンギンが大量発生して、
主人公の研究熱心な気持ちが、街の謎を巻き込む大騒動になって…
という話。
この映画は例にも漏れず声優に芸能人を使うんだけど、ヒロインの声優を担当された、「夫はお笑い芸人南海キャンディーズの山里亮太」の人、意外と違和感がなかった。単純にこの方の映画をあまり見たことがないからもあるけど。オタクの脳内にある巨乳おねえさんヴォイスと彼女のお声はちょっと違うところが妙に自然だったのかもしれない。
「未来の~」が成長をテーマにしているとしたら、この映画は第二次性徴をテーマにしているんじゃないかなぁ、と思ったりもした。
プーと大人になった僕
「何もしないをする」が意外と伏線だったことに笑ってしまった。
プーのお話は見たことあるようなないような、でもディズニーランドでアトラクションがあったからなんとなーく知ってるくらいなんだけど、
クリストファーロビンがおっさんとなったときにプー氏に再会するというお話。
プー氏の行動にイライラするクリストファーロビンなんだけど、心に余裕がないとそうなるわなぁと思った。
日本人にとってプー氏の声は吹き替えじゃないと違和感が出てしまうので字幕版では見なかったが、今の声優さんはどうやら4代目らしい。知らなかった。
あと吹き替えのクリストファーロビンが、堺雅人氏なんだけど、サラリーマン生活で窮地に立たされ、どうしようもないクソ上司をやっつけるとこはもうそれはそれは半沢直樹でしたよ。倍返しだってね。
プロメアの後に見れば堺雅人成分を摂取することができるのでぜひ。
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グレイテスト・ショーマン
ミュージカル映画ってまぁー好みがわかれるんですけど、個人的にはテンポがアイカツみたいに早くて見やすいから好きですし、たまに見ると心がゾワゾワすると申しますか、好きという気持ちを映画内で伝えるときに歌いながら告白するのが好きなんですけど、、、そんなことは置いといて。
ヒュージャックマンが「なんかおもしれーことしてーなー」ってなって、当時の世界で「普通でない」人たちを使って、サーカス団みたいなことを始める。
陰に隠れていた人に手を差し伸べる的な映画だけど、実はこの男もまぁちょっと金に目がくらんじまう性分でして、でも最後の最後で団員たちが目を覚まさせるところでもういろんな感情が歌にあわせてドッバドバでてくる。
いやーミュージカル映画って良いよなぁ。ラ・ラ・ランドもみなくては。
ワンダー 君は太陽
ワンダー君が太陽というわけではないし、そもそもワンダー君は出てきません。海外での題名は「Wonder」。主人公の障がいは生まれつき障がいがあって…という話
障がい者が主人公=24時間テレビのアレみたいなイメージがあるじゃないですか、でもこれはそんなことは無くて、という映画。
障がいのこともあって小学校デビューが遅かった一人の男の子の話。その男の子の周りの人たちそれぞれの視点も織り交ぜながら物語は進んでいく。お姉ちゃんは脇役なんだけど、実はお姉ちゃんも成長していくなんていうシーンもあって、ここでめ~ちゃくちゃ泣いた。「相手を知りたかったら、人をよく見ること」って別にはじめて聞く言葉でもないんだけど、この映画はそれを伝える事に全てを振っていると思う。そうだよなぁ人間って中身だよなぁとはっとさせられた。
クリード チャンプを継ぐ男
おじさんと話に困ったときに話題に出すと盛り上がる映画。(個人的に)
こないだたまたま再放送かなにかでロッキーを見てて、エっもいわぁ~と思ってみたんですけど、これもまぁ~熱い。
ラストのとこの曲、もう勝っても負けてももうどっちでも泣いてしまう。あれなんなんだろうね。
あとところどころに名言的な強い言葉がいっぱい出てくるので男の教科書的なとこもあったりなかったり。
いかがでしたか?
いくつかプライムビデオで見れるようなので、レンタルビデオ店に行ったり来たりしなくても見れますね。(リンク張ってはじめて気づいた)
あと月1865円のビデオ宅配レンタルって高いな…(1か月でやめた)
ちなみにプライム会員は月500円、その他動画配信サービスはだいたい1000円くらいなので、これからはAmazonで映画見ようと思いましたが、ペンギン・ハイウェイはどこにも配信してないためレンタルビデオ店しかないなど、しがらみを感じました。
おわり