格安SIMから大手キャリアに戻したという話
何年か前にネット上で、
「大手キャリアが月1万円くらいかかるものが半値、もしかしたら半値以下で!」
という文言を見かけた。
格安SIMの広告だった。当時は「遅い」「サポートが悪い」「そもそも変えるのが面倒」という安いところ以外あまり良いところのないサービスだった。だが最近はいろんな会社がいろんなプラン出したり、昨年の調査(MMD研・2018年夏)ではシェア10%を超えるなどまぁじわじわと来ている。
そんなこんなでじゃあ・・・と携帯の端末も払い終わったのでドコモからマイネオへ。
日経電子版も読みつつ10GBの通信もちろん音声通話ができて6569円という破格のこのプランに入った。
日経電子版って4000円くらいするしそれに加えて10GBも使える。これはお得ではあるわけだ。
でも
1年で解約した。1年使って分かったこと、どうしてキャリアに戻したのか書いていく。
やっぱり遅い
通信速度が遅いというのはよく知られている。正直多少遅いのは仕方ないとあきらめていた。まぁ遅いといってもそこまでストレスにはならないくらいだったし。
と思っていたのは初めのころだけだった。
なんと、朝の8時~9時・昼の12~13時・夜の18~19時というスーパー遅い時間があった。(今はマシになった)
通勤・通学の時間、ランチタイム・帰宅時間という最もスマホを見る時間である。
ここでのスピード、どれくらい遅いかと分かりやすく言えば、Twitterの画像が出ない、
動画なんてもってのほか、通信制限がかかったかのような遅さになるのだ。
あとグーグル検索がタイムアウトしてできなかったり(グーグル検索くんはそもそも早漏気味な気もするが)、せっかちな方にはイライラが募ることがあるだろう。
そうなるとスマホでできることは読書やビデオなど、すでにデータがダウンロードされているようなものを見るのが望ましい。という感じで遅かったのだ。
そんなに安くない
先述の通り、私はこのプランに6569円+通話料+税を支払ってきた。
そう、格安SIMでこの金額は普通に高いのだ。別に端末の費用も払っていない。携帯販売のセールスマンに「え・・・?高すぎません?」と絶句されるくらいには高い。
まぁ新聞が月々4000円だから仕方はないのだけれど、この金額がまず適正か考えよう。
よく考えたら新聞はその都度買って読んだりすることもあるし、土日は100%読まないし、平日も読んでない日とかあるのでそう考えると新聞を毎朝(といっても読んでる日は月の半分)コンビニで買って読む方が断然安いのである。
それに加えての通話するための基本料+通信費用 である。なんか損してんだよなという気持ちはあるっちゃある。
端末を新しくするのがクソだるい
私が使用していた端末は2016年冬モデルのXperiaZ5 premium という小さな体に4K・ハイレゾを備えた、豚に真珠なスマホではあるが。特に問題もなく使用してきた。
しかし、発熱やバッテリーの持ちの悪化などそろそろ体力の限界という感じもあった。
そろそろ新しい端末にしたい。そういうときに差し掛かる問題が「携帯電話って高くね?」という衝撃の事実である。
ドコモ時代の端末をそのまま使っていたし、いままで端末代を払ったことがほぼない(と思っている)ので電気街で見かけたXperiaやGALAXY、iPhoneの金額に卒倒した。
よくよく考えたら小さなパソコンなのだから仕方はない。
だが10万近くするとは開いた口がふさがらなかった。
そして私は思った
普通に大手キャリアにした方が安くね?
そう、目先の利益だけ見た結果、大きな損をしていた。そしてこれからも損をしつづけることに気が付いたのだ。
そんなこんなで私はソフトバンクへ機種変更。
デザイン的に気になっていたiPhoneXRに変え、月々の支払いは8000円強と+2000円で新型iPhoneにできるとなるとかなりお得なのだ。
また学生時代にソフトバンクだった私が常に感じていた「通信環境ゴミ」問題はここ最近解消されているようで、使って一週間だが特に問題は見られない。
そして今月は毎週金曜日に吉牛のタダ券をくれるので
わたしは心からソフトバンクが最高であることを皆様にお伝えしてこのブログを締めようと思う。